設楽先輩ED後、バンビ目線のADV風味(一応ネタバレに入る…かな?)
「七月七日」
「願い事って、普通どういうのを書くんだ?手本を見せろ」
少しムシ暑さがおさまった夕方。
商店街の「七夕まつり」に二人で寄ってみた。
「一般的な願い事」なんて
庶民の私からすれば冗談とも取れる質問で。
それは、設楽先輩らしいと言えば「らしい」のかもしれない。
「手本って言われても…」
小さな頃は恒例行事として参加していたこともあったけど
正直、ここ数年は七夕まつりに行くことはあっても
短冊を書くことはなかった。
手本と言えるかわからないが
…字が上手になりますようにとか、
将来なりたい職業に就けるようにとか、
そんな事でいいのかな、と考えていたら
「お前は今までどんな願い事書いてたんだ?」
対象が「一般」から「私」に変わる。
「私ですか?」
うーん…、と言いながら記憶を辿ってみる。
そういえば…
ぼんやりとだが、昔書いた少し恥ずかしい願いを思い出した。
「………………」
「……言えよ!」
静かに強い一言が無言の私を急かす。
「…うぅ…笑わない…ですか?」
「保障はできない」
即答に涙が出そうだ。
目の前でニヤリとしているいじめっ子がいる。
ダメだ。もう諦めよう
こうなったら覚悟を決めるしかない
「……かわいいお嫁…さんに…なれますように…」
一瞬静かな間があった。
かのように思えたが、
次の瞬間、予想していた通り
「…くッ…何だそれ……っ」
ほらっ…笑われた!!
「…だから、言いたくなかったのに!」
膨れる私を全然気にしないで
先輩はまだ笑ってる。
「じゃあ、それでいい」
「え?」
「今日のお前の願い事だ、それにしろ」
一頻り笑い終わったと思ったら
いつもの口調で、私にペンと短冊を渡す。
「…それにしろって、…もっと別の願い事の方が…」
「別の願い事って?」
「先輩の留学が成功しますように、とか…」
そう言うと、
そんなの別に願わなくても俺自身でどうにかする
早く書け!と言われてしまった。
別に七夕で願ってみたところでちゃんと叶うとは思ってないけど
それでも、やっぱり不安な気持ちが少しでも和らぐなら
そう思って考えていた願い事なのに。
「…もう!」
そう言えば、この台詞久し振りに言ったな…、
そんな事を思いながら、先輩の言うとおり願いを書いた。
「高い方が叶いそうだ」
そう言って、先輩は少し背伸びをし二枚の短冊を笹につける。
「そんな所じゃ、先輩の短冊何書いてるか見えませんよ」
さっきから先輩の短冊の内容を聞いても全然教えてくれない。
「見なくていい」
そんな事を言われたら知りたくなるのが人の性なのに。
「…ずるい! 結局、恥ずかしい思いをしたのは私だけじゃないですか」
拗ねて見せた私の顔が可笑しかったのか、
先輩は上機嫌というか満足気で、
「喉が渇いた。…ホラ、行くぞ!」

笑いながら、私の手を引いて歩き出した。

おしまい
はい!
バンビ目線のADV風味でした!
もう、文章力がどーこうとか…もう言いません
言い訳しません…。
句読点忘れとか付け間違いとか
指摘されても、そんなの自分には取るに足らない問題なのです…
だって基がグダグダなんだから!
あ、誤字あったらごめんなさいね。
「起動ボイス」「留学」で一応
ネタバレとしました。
EDのシルエットに憧れてやってみたけど
なんか先輩じゃなくて、これじゃ
テニスの赤也…